引き続き首位を快走している我らが阪神。
今年は勿論だが、チームとして悲願である連覇を始め、10年連続優勝くらいの黄金時代を築いてほしいと本気で考えている。
そんな将来を見据え、大事なことの1つとして、早々に優勝を決め、残りの試合を育成など価値的に使うことだと考えている。タイトル争いもあり、なかなか育成に全振りとはいかないだろうが。これは別な記事で書きたいと考えているが、将来を見据えて絶対に取り組まねばならないことの1つに捕手の育成がある。我々にはこの課題がもう目の前まで来ていると考えた方がよい。

ということで残りの試合の戦い方についてざっくりと考えてみた。
※数字はいずれも2025年7月27日 12時 時点
過去の最短優勝は2023年 岡田監督時代
過去の最短優勝は試合数が140試合以上になった2001年以降だと、阪神が最短(消化試合ベース)で優勝したのは2023年の岡田監督時代。140試合中、128試合目での優勝だった。仮にこのペースでの優勝を目指すのなら、2025年だと9/9頃になる(※注 あくまでざっくりの目安です)。
9/9までの各チームごとの試合数は以下。
巨人:6
横浜:5
中日:8
広島:8
ヤクルト:9
残り試合が多い、ヤクルト・中日・広島との戦い方は重要になってくる。またクライマックスを考えると、特に中日との戦い方には注意したい。
これまでの対戦成績は以下の通り。
巨人:13勝5敗 ★今シーズンの勝ち越し決定!!
横浜:9勝4敗2分
中日:5勝7敗 ★唯一の負け越し中
広島:11勝4敗
ヤクルト:8勝5敗
勿論全試合勝ちたい気持ちは山々だが、なかなかもそうもいかないのが現実。2勝1敗ペースを保ち、少しずつゲーム差を広げていきたいところ。メリハリをつけるなら、以下のようなイメージか。
★最低でも2勝1敗のチーム:巨人、広島、ヤクルト
★最悪1勝2敗でも良いチーム:中日、横浜
【巨人・広島・ヤクルトには最低でも2勝1敗で】
巨人に関しては阿部監督のややチグハグな采配も見受けられるが、戸郷の復調、岡本の復帰、またリチャードの活躍?など浮上要素は確かにある。既に勝ち越しは決めているものの、やはり2勝1敗で勝ち続けたい。

広島は既に失速気味か。7月はまさかの3勝13敗3分とかなり苦しい状態。新井さんにはもう少し頑張ってもらいたいものの、阪神戦では白星をいただきたい。
ヤクルトも首位阪神とは20ゲーム差、現実的にCS争いに絡んでこれるかどうか。ここも取りこぼしがないようにしたい。
【横浜・中日は最低でも1勝2敗で】
横浜は新戦力を投打ともに補強し、まだまだ諦めてはいない(補強するにはもう少し早く動けた感は否めないが)。
日本球界経験のあるビシエド、フォード、そして元阪神の藤浪。
打線が低迷している今の横浜にとって補強ポイントとしては間違っていないと思うし、上昇要因になり得る。また冗談抜きで、藤浪の死球には気をつけねばならない。150km/h 超の剛速球が右バッターに飛んでくるのだから、森下・大山・坂本そして投手陣には本当に気を付けていただきたい。
さらに筒香、オースティン、入江、佐々木千隼などプラス要素が他にもある。

【最大警戒はドラゴンズ】
そして最大警戒は竜虎同盟を結んでいる?ドラゴンズ。
試合を見ていても非常に面白い。お互いに広い球場をホームに戦っており、1点を必死に取り合う締まったゲームが多い。
安定した投手陣をベースに戦っており、これから松山も復帰してくるとなると、さらに厄介になってくる。ドラゴンズ戦を観る時は、いかにミスをしないか「ミスをした方が負ける」くらいの目線で応援すると楽しめるかもしれない。

上記ペースでいけた場合、貯金をプラス4つ積み重ね、優勝を迎えられる想定だ。
巨人:13勝5敗 → 17勝7敗 ※貯金+2
横浜:9勝4敗2分 → 11勝7敗 ※貯金-1
中日:5勝7敗 → 8勝12敗 ※貯金-2
広島:11勝4敗 → 16勝7敗 ※貯金+2
ヤクルト:8勝5敗 → 14勝8敗 ※貯金+3
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